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  • 執筆者の写真神岡建

アリゾナ大学の研究者がCOVIDによる死亡とヘビ毒との関連を発見


By アリゾナ州 ABC15 Ashley Paredez



投稿日時:2021年09月01日

最終更新日時:2022年04月15日


蛇がCOVID-19で大きな役割を果たし始めた。アリゾナ大学の研究科学者たちは、ヘビの毒に含まれる酵素に似た酵素がCOVIDによる死亡を引き起こしている可能性を発見した。

ABC15は、この発見とそれが将来的に何を意味するのかについて説明する。

COVID-19との戦いに敗れるということは、ガラガラヘビの毒が体内を駆け巡っているようなものだ。少なくとも研究者たちはそう話している。


「私達は、死につつある人々の血液中に、異常に高いレベルで蛇のような酵素がある証拠を発見しました」


アリゾナ大学の科学者たちは、過去1年半にわたってこの研究に取り組み、最近『ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション』誌に発表した。

健康な人に見られる蛇のような酵素は、細菌感染を防ぐために低レベルに抑えられている。しかし、COVID 19の重症例では、逆効果になる。この酵素が逆に作用しているのだ。


チルトン博士「高濃度のこの酵素は臓器の組織を見て、『お前はバクテリアのようだな。膜を読み取ろう。この臓器を悲惨な目に遭わせよう』と。」

そして、それがCOVID19による死亡を引き起こしている可能性があると言われている。


この研究の上級著者であるフロイド・チルトン博士は、さらに注目すべきことは、このパンデミックとの戦いで我々がここからどこへ行けるかということであり、どの変異体が向かってくるかを問わない特異的治療法を考え出すことであると語っている。


研究者たちは、現在行われているヘビ咬傷の臨床試験がこうした努力に役立っており、試験中の治療法の一部を再利用できる可能性があると説明している。

その結果、重篤な患者の死亡を防ぐためのワクチン以外の有効な選択肢が生まれ、この病気に対する精密医療的なアプローチが可能になる日が来るかもしれない。


「臨床試験に入り、このメカニズムで危険になっている人々を選ぶことができるのです」


次のステップに関する研究者達の望みは、国際的な多施設による共同臨床試験だ。どうすればそれが可能になるか、世界的な組織と協力しているところである。

私たちはガラガラヘビの専門家に、ガラガラヘビと同じくらい嫌われているこの何かについての見解を求めた。


ヘビの専門家「ガラガラヘビが持つ毒が、この状況を打開する鍵になるかもしれないというのは、ぴったりで興味深い皮肉な話です」


アリゾナ州、ABC15、アシュリー・ペレスでした。


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